「伊集院 光・深夜の馬鹿力」

「伊集院 光・深夜の馬鹿力」

TBS ラジオ「伊集院 光・深夜の馬鹿力」(月曜 25:00 - 27:00 生放送)2007 年 7 月 16 日(月)のフリートークで、「20 世紀少年」「21 世紀少年」を取上げていました。

浦沢 直樹のこう、その、「不良債権いっぱい抱えて大八車でスタコラサ」みたいなあれに関しては、なんでこんなに許せねえんだろうか。

「21 世紀少年」になったんだよね?
「21 世紀少年」でいいんだよね、「21 世紀少年」の最終回、見た?

なんか、まあ、まあね、そのね、今までも実は俺の中で「浦沢 直樹ってそういうとこあるよな」みたいな。

「『MONSTER』って何だった?」って言われたら、「最後お前、大八車に乗って逃げやがったな」っていう感じがすごいする訳。
色んなその、あの、謎の不良債権みたいのを、ね、こう、あの、いっぱい載っけたまま、ね、載っけたまま返済せずにさ、なんか行った感じがすごいあって。

で、「PLUTO」もなんかこう、そういう意味じゃ、どうもその、あの、「あいつん家から目を放すんじゃねえぞ」っていう、ね、感じがちょっと俺の中でしてんだけど。

何だろう、あの「21 世紀少年」の最後は、「うわあ、また、もぬけの殻だ」と。
おかしいと思ったんだ、「浦沢さん家はあんなにいっぱい借りて大丈夫なの?載っけて大丈夫なの?」と思ったら、なんていうさ。

で、最後のときはなんか、最後の、その「21 世紀少年」になってからはさ、ストーリー・アシスタントが付いてたろ、なんか。

あの、連帯保証人。
連帯保証人付けてたんだけどさ、もう一緒に逃げちゃったよ、「一緒に逃げられた」っていう感じ。

俺、頭悪いから、分かんねえのかな?

俺、なんか、結構珍しくちゃんと最後まで単行本とかも買って読んでたんだけどね、うん。

まあ、逆に、そういう信用みたいのもあんだと思うのね。

(中略)

なんか、この、浦沢 直樹は、あの、ちゃんとしてくれそうな匂いがずっとするんだよね。

要は、あの、「あっと驚くような全てが終結する、その、エンディングになんじゃねえか」っていう。

それは絵柄のスマートさがそうさせてんのかもしんないし、その、途中の感じがそうさせてんのかもしんないし、その、「MASTER キートン」が面白かったことがそうさせてんのかもしれないんだけど。

あの、たぶん、あと何作かああいうぶっくら返し方をしてくと、逆に好きになんだと思うのね。

浦沢 直樹はぶっくら返す。
どうせ浦沢 直樹が振ってたことなんて、あの、最終的な、理論的な辻褄なんか合わないまま逃げられるんだけども、「読む読まない?」って言われれば、「そりゃ読むよ」っていう。

そこ、そこになるにはたぶん、浦沢 直樹はちゃんとしすぎてんのかな。
なんか、誉めてんのか誉めてないのか分からないけど。

「伊集院 光・日曜日の秘密基地」も参照して下さい。