ケンヂの誕生日

ケンヂの誕生日

「20 世紀少年」第 5 巻第 8 話「記念碑」で、カンナは「お誕生日おめでとう……」「ケンヂおじちゃん」と言っています。

このとき、カンナが上着を着ていることから、秋・冬・春のいずれかです。

「20 世紀少年」第 5 巻第 9 話「蝶野刑事」では、カンナは同じ上着なのに蝶野がフード付きのコートを着ていることから、時間の経過はほとんどなく時期は 2014 年の冬と特定できます。

更に、同じ回に「本日より、特別警戒月間に突入する!!」「間近に迫ったローマ法王訪日が、安全かつ円滑に行われるためには……!!」という台詞があります。

ローマ法王訪日は日付が不明ですが、「20 世紀少年」「21 世紀少年」(浦沢 直樹)の事件年表から 2015 年 1 月から 3 月までのどこかなので、「間近に迫った」と言うからには同じ冬でも 2014 年 1, 2 月ではなく 11, 12 月となります。

従って、この日は 2014 年 11 月 1 日か 12 月 1 日で、ケンヂの誕生日は 10 月下旬か 11 月下旬になります(新宿でフード付きのコートが必要と考えると、11 月下旬が妥当か)。

しかし、「20 世紀少年」第 18 巻第 2 話「生き残った二人」では、「なぜ、武装蜂起は 8 月 20 日なんだ」と尋ねるオッチョに対し、カンナは「誕生日……」「ケンヂおじちゃんの誕生日……」と答えています。

ケンヂが小 4 〜 6 の 8 月末は作中で何度も描かれているのに、一度も誕生日が登場しないことからも、8 月 20 日の誕生日には疑問を感じます。

考えられるとしたら、西暦からともだち暦に変わったとき、1 年を「30 日前後ずつ 12 カ月」から「40 日前後ずつ 9 カ月」へと変更していて、西暦の 11 月がともだち暦の 8 月に当たる、ということくらいです。

その場合でも、ケンヂの誕生日は冬になりますが、地球温暖化の影響でカンナは半袖なのでしょう(オッチョはタイ時代からコートを着ています)。

ただ、「20 世紀少年」第 16 巻第 7 話「ともだち暦」の p.125 の 5 コマ目や p.129 の 1, 8 コマ目のカレンダーは 31 日までしかないので、「40 日前後ずつ 9 カ月」の日数にはかなりバラツキがあることになります。