小泉 響子と小泉 今日子

小泉 響子と小泉 今日子

「20 世紀少年」の小泉 響子は小泉 今日子のもじりとも考えられますが、「20 世紀少年」には 1970 年前後の元ネタが多い中、1980 年代のアイドル(1982 年 3 月 21 日「私の 16 才」でデビュー)が元ネタであるのは不自然に感じます。

そこで、「コイズミ キョウコ」の一致は偶然で、響子の姓を小泉にする必要があったのではないか、と私は思っていました。

「20 世紀少年」第 3 巻第 5 話「クラスメート」の 1997 年のクラス会に、「いつも腹をこわしていたコイズミ……相変わらず内臓が弱そうだ」というケンヂのモノローグと共に、眼鏡を掛けて頭髪の薄い痩せた男が描かれています。

一方、「20 世紀少年」第 10 巻第 4 話「新しい先生」の 2014 年の世界に響子の父親が登場しますが、眼鏡を掛けて痩せていることから(頭髪は年相応?)、同一人物の 17 年後と考えられなくもありません。

しかし、「20 世紀少年」第 10 巻第 6 話「コレクター」で、響子は「ウ…ウチのお父さんは、ロボットはガンダムだって言ってたものだから……」と言っているので、年齢が合いません。

完結してから振返ると、両者は別人だったようです(余談ですが、「20 世紀少年」第 3 巻第 10 話「それから…」の山根店長も、ヤマネとは関係ないようです)。

話は飛びますが、「Happy!」(浦沢 直樹)が小学館「ビッグコミックスピリッツ」に連載されていた頃、以下の巻末コメントがありました。

  • (1998/10/26)<あなたが "KYON2" というと、真っ先に思い浮かべるイメージはなんですか?>キートンの資料 VTR に KYON2 マニアの担当者が頼みもしないのに CM 集を入れてくれた。

「MASTER キートン」(作:勝鹿 北星/画:浦沢 直樹)最終回のクレジットから、歴代 3 人の担当編集がいたことが分かります。

  1. 長崎 尚志さん
  2. 赤名 英之さん
  3. 久保田 滋夫さん

なお、初代担当編集は長崎さんですが、2, 3 代目の順序は不明です。

おそらく、「KYON2 マニアの担当者」とは長崎さんで、小泉 今日子にちなんで小泉 響子の名前を付けたのでしょう。

余談ですが、小泉が愛して止まないエロイムエッサイムズは、以下の 2 つでまるで別のバンドです。

  • 「20 世紀少年」第 8 巻第 4 話「お迎え」の小泉の部屋のポスター
  • 「20 世紀少年」第 10 巻第 2 話「クロスロード」のライブ